安全に正しくお使いいただくために

あごひもの正しい締め方

あごひもを正しく締めることが、極めて重要です。あごひもを下方へ引張ってください。もし、あごひもがあなたののどに当たっていないか、または、たるんでいるならば、Dリングを通してあごひもを適切に結んでいないためです。下記に示す締め方の通り、あごひもを締め直してください。あごひもが緩んでいると、衝撃によりヘルメットが脱げてしまい、あなたの頭部を充分に保護できなくなります。
あごひもを結んだままヘルメットを脱ぐような取り扱いは、止めてください。
事故の際に脱げてしまい、死や、重い脳傷害を引き起こす可能性があります。

*あごひも締め具の種類は、モデルやその国の仕様によって異なりますので、イラストをご参照下さい。

Dリング

Dリング方式のあごひもをしっかり締めるには、あごひもの端をDリングに通して、あごひもがあなたののどに当たるまで強く引張ってください。
しっかりと締めた後、あごひもの端にあるエンドホックを合わせて、カチッと音がするまではめこんでください。エンドホックは、余ったあごひもがパタつかないようにするためのものです。あごひもをはずす時は、エンドホックをはずしてからタブを下に引くと、あごひもがゆるみ、はずしやすくなります。

異なる形状のエンドホックはこちら

ワンタッチバックル

ワンタッチ・バックル方式のあごひもをしっかり締めるには、オス金具(a)にあごひもを通した上で、メス金具とかみ合うまでしっかり差し込んでください。
この時、あごひもがあなたののどに当たるように、あらかじめあごひもの長さを調節してください。余ったあごひもは、ストラップラダーまたはストラップリングに通して留めます。あごひもをはずす時は、ワンタッチブラケットの両側のレバー(b)を押してロックを解除してください。

異なる形状のエンドホックはこちら

マイクロ・ラチェット・システム

マイクロ・ラチェット・システムのあごひもをしっかり締めるには、オス金具(c)を、メス金具とかみ合うまでしっかり差し込んでください。
この時、あごひもがあなたののどに当たるように、あらかじめあごひもの長さを調節してください。
余ったあごひもは、ストラップラダーに通して留めます。あごひもをはずす時は、バックルのレバー(d)を起こしてロックを解除してください。

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