社長のごあいさつ

本日、2021年9月期第3四半期の決算発表を行いました。

「2021年9月期第3四半期決算短信」に記載の通り、当第3四半期連結累計期間(2020年10月1日から2021年6月30日まで)における世界経済は、各種経済対策の効果やワクチン接種の進展により持ち直しつつあるものの、新型コロナウィルスが感染力の強い変異株を中心に拡大傾向を持続しており、先行きは不透明な状況が続いております。

高級二輪乗車用ヘルメット市場においては、欧米市場は、ロックダウン等経済活動に関する規制が断続的に課せられておりますが、今のところ影響は限定的となっております。日本市場は、短期的には新型コロナウィルス感染対策としての二輪需要の漸増、ライダー高齢化の良い一面である高級モデルへの移行や複数個保有の傾向が続いており、堅調な販売が継続しております。アジア市場は、中国を中心に引き続き需要が拡大しており、前年同期比大幅増が続いております。

このような市場状況のなか、当社が推し進めているお客様のニーズに沿った新モデルの開発・販売及びお客様の安全をサポートするサービスが引き続き成功裏に推移しました。

当第3四半期連結累計期間における日本及び海外を合わせた販売数量は、中国を中心に好調な受注が継続するなか、前年度末に船積み等の関係で積み上がった在庫の販売が当第1四半期に実現したこと、及び、生産能力増強に伴い生産数量が増加したことを主因に前年同期比20.4%増となりました。

欧州市場は、ロックダウンの影響等がありましたが、販売数量は前年同期比8.5%減に留まりました。北米市場は、前期に実施した主力代理店の経営刷新や在庫調整が落ち着いたことから、販売数量は前年同期比20.9%増となりました。日本市場は、昨年9月に新モデルとなるGlamster、今年3月には主力モデルであるZ8を投入したこともあり、販売数量は前年同期比3.8%増となりました。アジアは、中国を中心に好調を持続しており、販売数量は前年同期比144.1%の大幅増となりました。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は17,519,555千円と前年同期比3,555,589千円(25.5%)の増収、アジアを中心に高価格商品が好調だったこともあり、営業利益は4,860,592千円と前年同期比1,323,296千円(37.4%)の増益となりました。経常利益は4,920,253千円と前年同期比1,378,086千円(38.9%)の増益となりました。また、税金等調整前四半期純利益は4,921,933千円と前年同期比1,379,043千円(38.9%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,428,621千円と前年同期比964,516千円(39.1%)の増益となりました。

2021年9月期通期個別業績につきましては、販売数量の増加及び為替の円安傾向が継続すること、新型コロナウイルスの影響等で販売費及び一般管理費が減少することが見込まれることにより、営業利益は5,150百万円(前回予想比24.7%増)、加えて、欧州連結子会社であるSHOEI(EUROPA)GMBHにて当社への期末配当1,008百万円を当第2四半期に実施したことにより、経常利益が6,200百万円(前回予想比49.8%増)、当期純利益は4,720百万円(同60.0%増)となる見通しであります。

また、当社グループの第3四半期連結累計期間の業績は、売上高、各利益ともに計画値を上回って推移しておりますが、国際物流の不安定な状況及び新型コロナウイルスの感染拡大による営業制限等先行き不透明な要因も認められるため、現時点におきましては、2020年11月13日公表の通期連結業績予想を変更しておりません。今後、当社グループの状況により業績予想の修正の必要が認められた場合には、速やかに開示してまいります。

株主の皆様を始め、お客様並びにお取引先におかれましては、何卒より一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2021年7月28日

株式会社 SHOEI 代表取締役社長
石田 健一郎

ページの先頭に戻る