企業情報

社長のごあいさつ

当社はオートバイ用を中心にヘルメットを製造しており、一部に航空機用や装甲車用なども製造しております。販売網は日本をはじめ、欧州、北南米、オセアニア、アジア等世界60カ国以上を網羅し、プレミアヘルメットの分野ではほとんど全ての国でシェアNo.1となっております。

なぜNo.1を維持できるのかですが、1つ目の理由は安全性、美しく機能的な造形、工業製品としての完成度という相互にトレードオフする3つのファクターを全て満足させるSHOEIならではの総合力の結果です。例を挙げますと、安全規格を容易に合格できるヘルメットは大きく重いヘルメットとなり、ライダーに負担をかける結果となります。又、大量生産し易いヘルメットとは造形美や機能性に乏しいヘルメットになります。造形美あふれるヘルメットとは規格に合格しにくく、大量生産しづらいヘルメットとなります。SHOEIにおいては、デザイナーが考案した「芸術品」を弊社の「匠」集団によって高品質で完成度の高い「工業製品」に変えて行く過程でこれら3つのファクターを同時に満足させるノウハウを持っています。2つ目の理由はサンバイザー・インターコム対応ヘルメットやクラシックスタイルヘルメットに代表される「お客様のニーズに沿ったヘルメットの開発」に力を入れた結果です。昨年はいわゆるナビゲーション付ヘルメット「オプティクソン」も上市致しました。3つ目の理由は約10年前に日本国内でスタートしたパーソナルフィッティングシステム(PFS)がうまく機能している結果です。PFSにより自分にピッタリのマイヘルメットが得られると好評を得、今では国内で新しく販売されるヘルメットの約半数がPFSを施して販売されています。そして最後に競争力ある製造現場です。弊社はジャストインタイム生産方式導入企業として、常に品質の向上とお客様がお求めやすい価格での販売を目標に、日々切磋琢磨致しております。今後は上記取り組みを引き続き維持・拡大することにより、お客様のご期待に応え、シェアNo.1をゆるぎないものにして参りたいと存じます。

又、当社は2020年3月の東京を皮切りに、大阪、横浜、京都、福岡に直営ショールームをオープンし、また、2023年6月には海外では初のパリにSHOEI Gallery Parisをオープンしました。かかるショールームもお客様のニーズを直接確認する重要な拠点になると確信しています。是非お立ち寄り下さい。

当社はこれからも企業哲学である「安全性・かっこよさ・工業製品としての完成度」の三位一体を愚直に邁進し、お客様に楽しく快適な二輪車生活を提供することを企業理念としてまいります。お客様を始め、お取引先並びに株主の皆様におかれましては、何卒より一層のご支援ご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2024年2月13日

株式会社 SHOEI 代表取締役社長
石田 健一郎

ページの先頭に戻る