継承と進化、オフロードヘルメットの新時代を切り拓く
アグレッシブで斬新なスタイリングと高い安全性で世界中のライダーから高い支持を得てきたVFXシリーズ。新たなオフロードヘルメット「VFX-WR」は、VFXシリーズのスタイリングを残しながらSHOEIの新技術を注ぎ込み、衝撃吸収ライナー、内装、ノーズカバー、バイザーなど全てを刷新しました。
革新的進化を遂げたVFX-WRが今、走り出します。
- グラフィックモデル「FAITHFUL2」(フェイスフル2)が2024年12月発売予定 *2025年4月末までの受注限定
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VFX-WR
ブイエフエックス-ダブルアール
- *2025年1月8日より【メーカー希望小売価格 61,600 円(税抜価格 56,000 円)】に変更となります。
- COLOR:
- ホワイト
- メーカー希望小売価格:
- 59,400円(税抜価格54,000円)
- SIZE:
- S/M/L/XL/XXL サイズについて
サイズについて
頭の一番大きな部分でハチ周り(周長)を測ります。その数値を目安に大まかなサイズを選びます。
しかし、ヘルメットは帽子とは異なり、ハチ周りだけではサイズを特定することはできません。
また、同メーカーのヘルメットであってもモデルによって同じサイズでも感じ方が違います。
ご希望のモデルを必ず販売店でご試着の上ご確認ください。
サイズ目安表 | |||||||||
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サイズ | XXS | XS | S | M | L | XL | XXL | XXXL | XXXXL |
JIS規格製品 | 51cm | 53cm | 55cm | 57cm | 59cm | 61cm | 63cm | 65cm | 67cm |
サイズ選びのアドバイスや頭部の計測をご希望の方へ
SHOEI TECHNICAL SHOPではSHOEIヘルメットのスペシャリストが最適なサイズのアドバイスをご提供できます。
またPersonal Fitting Systemのフィッティングサービスでは技術をマスターしたスタッフが専用の計測器により頭部を詳細に計測することも可能です。
主な特徴
フォルム
「VFX」のアイデンティティーに更なる機能性をプラスしたアグレッシブなフォルム
大胆かつ斬新なVFX-Wのデザインスピリットを受け継ぎながらも、VFX-WRはよりアグレッシブさを増し、バイザーやノーズカバーなどのパーツとシェル形状を一体化させ迫力あるフォルムに。後頭部のリブ形状はサイドまで拡大し、激しく動く走行時にゴーグルを固定するだけでなく、ゴーグル装着時に最適な装着位置を見つけやすくします。また、バイザーから頭頂部にかけては流れるような連続したラインを描き、新たな成型技術により進化した立体的なフォルムを実現しています。
シェル
軽量設計+更なる安全性向上を実現した独自のシェル構造
VFX-WRには高い弾性と引張強度を有する高性能有機繊維を採用し、効果的に積層した独自構造により高強度のシェルを実現。軽量設計でライダーの首への負担を軽減し、集中力維持にも貢献します。
ベンチレーション
拡大したベンチレーション性能
運動量が多く汗を多量にかくオフロードライディングにおいて、ベンチレーションは最も重視される機能のひとつ。VFX-WRは従来モデルよりエアインテークを1箇所、エアアウトレットを2箇所追加。取り込まれた空気は衝撃吸収ライナーに設けられたエアルートを通り、ヘルメット内部の熱気の排出を促進します。
アイポート上部に位置するエアインテークは、スクープ形状とすることで効率良く空気を取り込みます。
新たに設けたリアアウトレットと大型化したネックアウトレットにより、ヘルメット内部の熱気の排出量を向上。
安全性
インサートライナーがスイングし、頭部を衝撃吸収ライナーへ沈めることにより回転方向のエネルギーを吸収する。
*画像はイメージです。
SHOEIの新技術「M.E.D.S.」が安全性をより確かなものにする
競技中に転倒も多いモトクロスレースをはじめ、オフロードライディングにおけるヘルメットの衝撃吸収性能は非常に重要な要素です。VFX-WRは衝撃吸収ライナーの硬さを部位ごとに変え、最適な衝撃吸収性能を提供します。
そして、VFX-WRにはSHOEIが新たに開発した独自の衝撃吸収構造「M.E.D.S.」(Motion Energy Distribution System)を採用しました。従来のデュアルライナーを進化させたM.E.D.S.は、従来の直線加速度に対する衝撃吸収性能を確保しながら、回転加速度を低減する効果を持った機構です。転倒時ヘルメットに衝撃が加わった際、インサートライナー中央にある突起を中心にインサートライナーがスイングすることで回転加速度を低減する効果を発揮します。従来モデルと比較し、VFX-WRの回転加速度は15%減を達成しています。
このSHOEI独自の新たな衝撃吸収ライナー構造の採用により、軽量、被り心地といった他の要素を損なうことなく、衝撃吸収性能と回転加速度低減の効果を両立することが可能になりました。
内装
ライダーの顎部と密着するチンストラップカバーは、通気性向上のためパンチング加工を施しています。
ソフトな被り心地と走行時の快適性を両立した新設計内装
3D形状のウレタンパッドが快適なフィッティングを実現すると同時に、激しいライディングアクションでもしっかり頭を支えるホールド性能を発揮します。 従来モデルでは内装の表面を全面吸水速乾生地としていましたが、VFX-WRは汗の多い頬部や額部には吸水速乾生地を使用し、被り口部分には柔らかい起毛生地を使用。内装生地のハイブリッド化により、汗のべたつきによる不快感を抑え、走行時の快適な装着感とヘルメットのスムーズな着脱を両立させました。
バイザー
新設計V-470バイザー
VFX-WRは専用設計のV-470バイザーを装備。多くのライダーが使用するバイザーの最上位置をスタンダードポジションとして設計しました。スタンダードポジションではバイザーとシェル形状が一体化し、アグレッシブなシェルデザインを引き立てます。もちろん従来どおり、バイザーの角度調整も可能です。
バイザー中央の固定部の孔形状はスタンダードポジション部分でくびれを付け、裏面にへこみを設けることでスクリュー固定用のナットとかみ合う設計。スタンダードポジションへ調整しやすくするとともに激しいアクションのオフロードライディングにおいても不意にバイザーが動くことを防ぎます。
ノーズカバー
ノーズカバーをウィンドウビーディング(窓ゴム)やフチゴムとの連続した形状とすることでシェルとの一体感を演出しています。
VFX-WRのデザインを強調する新ノーズカバー
VFX-WRは口元の開口部を従来品より拡大し、それにあわせてノーズカバーも大型化。激しいオフロードライディングにおける息苦しさを軽減します。ノーズカバー内部には塵やホコリの侵入を防ぐメッシュフィルターを装備し、外側には小石などの異物の侵入を防ぐアルミのメタルメッシュスクリーンを装備しています。従来どおりスクリュー1本で取りはずし可能なので、メンテナンスも簡単です。
エマージェンシー クイック リリース システム
万が一のアクシデント時に備えた緊急用ヘルメット取り外しシステム
ライダーが救護を必要とする万が一の事態に、第三者による救護活動をより迅速に行えるよう装備されたシステム。救護時は迅速さが求められる一方で、ライダーからヘルメットを脱がすには慎重さが求められます。E.Q.R.S.はチークパッドに専用のリボンを装備し、救護時にこのリボンを引くことで簡単にチークパッドをヘルメットから外すことが出来るようにしています。頬部をホールドするチークパッドを引き抜くことで、ライダーからヘルメットを容易に脱がすことが可能です。
*普段、メンテナンスなどの目的でチークパッドを取り外すときにはE.Q.R.S.を使用しないでください。
赤いリボンに指をかけて引き抜く。
付属品
-
ヘルメット袋
-
VFX-WRマッドガード*1
-
V-470バイザー*1
-
MXバイザースクリュー
*1:V-470バイザーおよびVFX-WRマッドガードはそれぞれモデル毎のカラーが付属します。